
今回の爪水虫Q&Aは「爪水虫は内服薬(飲み薬)じゃなくても治りますか?」です。
爪水虫は内服薬で治療するのが一番おすすめ?
爪水虫は内服薬での治療するのが一番効果的とされています。
しかし、その分副作用も一番あります。
爪水虫の内服薬は一般的に「テルビナフィン」か「イトラコナゾール」が処方されます。
この二つの副作用の割合が以下になります。
テルビナフィン | イトラコナゾール | |
胃腸障害 | 25人に1人 | 100人に3人 |
肝機能障害 | 50人に1人 | 50人に1人 |
これ以外にも多数の副作用の報告があり、妊娠中・母乳中・肝臓の弱い方・お年寄りの場合は処方されないケースが多いです。
また、処方されるには血液検査が必要で、その結果によっては処方できませんし、処方されても併用禁忌薬が多いです。
日本では爪水虫の内服薬の副作用で死亡例もあります。
読売新聞2004.1.30『内服用の水虫薬投与の男性死亡』
水虫治療内服薬の副作用で死亡例、厚労省が注意喚起
水虫、たむしなどの内服薬「ラミシール錠」の副作用とみられる肝障害の死亡例があったとして、厚生労働省は29日、販売する日本チバガイギーに対し、医師らに肝機能検査を定期的に行うなどの患者の経過観察を徹底させるよう注意喚起した。
勿論、副作用もなく爪水虫が完治した方も多くいらっしゃいますが、副作用の心配があるってこは理解した上で治療に励みましょう。
爪水虫の治療法は3通りある
効果 | 副作用 | 費用 | 人気 | |
塗り薬 | 〇 | ◎ | 〇 | ◎ |
飲み薬 | ◎ | ✖ | △ | 〇 |
レーザー | ◎ | ◎ | ✖ | △ |
昔は爪水虫の治療は内服薬で治療するのが主流でしたが、現代では爪水虫が完治する塗り薬が開発されたこともあり、病院で診察を受けて塗り薬が処方されるケースもかなり多くなっています。
また、米国FADでは認可されているが、日本の厚生労働省では認可されていないレーザーでの治療もあります。
こちらは日本では認可されていないので、自費での治療になりますが、副作用の報告もなく治りやすい治療法です。
それぞれ別ページで詳細を記載しています。
爪水虫の塗り薬での治療について
参考:「爪水虫が市販薬・塗り薬で治った」塗り薬の完治率・使用者の口コミ!
爪水虫の内服薬での治療について
参考:爪水虫を「飲み薬」で治療した効果|成分・副作用・費用など
爪水虫のレーザーでの治療について
参考:爪水虫はレーザー治療が効果的!費用・治療期間・診察の流れについて
爪水虫の3つの治療法の効果・副作用・費用の違いについて
爪水虫の治療法についてのまとめ
爪水虫の治療は効果だけを見れば内服薬がおすすめです。
しかし、副作用の懸念があるので、安全に治療したいのであれば塗り薬での治療がおすすめです。
特に費用が気にならないってことでしたら、レーザーでの治療がおすすめです。