
画像と共にその症状についてお話します。
目次
いんきんたむし(股部白癬)の症状【画像】
股の皮膚に白癬菌(水虫菌と同じ)というカビの一種が侵入して症状を起こします。
全身のうぶ毛の生えている皮膚のうち、股にできるのがいんきんたむしで、それ以外はぜにたむし(体部白癬)と呼ばれます。
股に弓状の赤い症状が出てきて、この内側は淡い褐色調に変化する場合もあります。
男性だけでなく女性もいんきんたむしになる
いんきんたむしの症状は、陰嚢(キンタマ)にはできず、股にだけ症状が出るのが特徴です。
男性の場合は、陰嚢付近は汗がたまりやすく湿度が上がる為、白癬菌に感染しやすい特徴があります。
女性でもストッキングなどを履いていて蒸れやすい場合には、同じく湿度が上がる為感染しやすい状況になります。
白癬菌は高温多湿を好みますので「男性だからなりやすい、女性だからなりづらい」ってことではなく、湿度が高い環境だといんきんたむしが発症しやすいと思ってください。
現代社会では外で働く女性が増えたため、ストッキングを履くことなどにより、いんきんたむしや汗によるデリケートゾーンのニオイに悩む方が増えてきています。
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すそわきが(デリケートゾーンの嫌なニオイ)・チチガ(乳輪付近の嫌なニオイ)などは、汗が関係しています。
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ニオイは人の記憶に残りやすいので、特にデリケートゾーンのニオイの場合は、事前の対策が必要ですね。
いんきんたむし(股部白癬)の感染経路
いんきんたむしの原因は白癬菌です。
白癬菌は高温多湿を好むためジメジメしている部位に、感染しやすいのが特徴です。
いんきんたむしに感染してしまう原因は、白癬菌を含んだアカが股に付着することです。
カーペットや布団などで裸で寝転んでいたりすると、感染することがあります。
「いんきんたむし=性病」ではない
「いんきんたむし=性病」ってイメージがあるように感じますが、性病ではありません。
しかし、いんきんたむしの人とセックスをするとうつる可能性はあります。
白癬菌は、股だけでなく体の至る所に感染し症状を表します。
いんきんたむしの人(それ以外の白癬菌の病気も)のアカには白癬菌が潜んでいます。
このアカが体に付着することにより症状を起こしますので、性病ではありませんがセックスをすると感染する可能性が上がります。
口・目・内蔵には感染しない
体の至る所で症状が発症するので、口・目・内蔵なども心配になります。
しかし、白癬菌は皮膚の表面にある角質層を好んで繁殖するので、口・目・内蔵などで症状を起こすことはありません。
白癬菌は人間の死んだ細胞である、皮膚(角質層)・爪・毛などを好みます。
いんきんたむしを病院で治療
病院で症状が出ている部分の皮膚の一部を取り、顕微鏡検査をして白癬菌が感染しているかを確認します。
その後、白癬菌が感染していることが分かれば、症状により内服薬・外用薬での治療となります。
いんきんたむしの治療ができる病院については以下から探すことができます。
以下から女性の先生を探すこともできます。
参考:いんきんたむしの症状,原因と治療の病院を探す | 病院検索ホスピタ
いんきんたむしの自宅でのケア方法
白癬菌の特徴は「高温多湿を好む」「洗い流すことが出来る」「人に感染する」です。
この白癬菌の特徴を理解して、それを逆手に取るケア方法が大切です。
下着をこまめに交換する
水虫の時にこまめに靴下を交換するのと同じようなイメージです。
白癬菌は洗い流すことが出来ますので、下着など股によく付けるものはこまめに洗いましょう。
毎日股を洗う
毎日股を洗うことによりいんきんたむしが治る訳ではありません。
しかし、皮膚に付着した白癬菌は洗い流すことができますので、毎日股を洗うことにより事態を悪化させることを防ぎます。
股をなるべく乾燥させる
白癬菌は高温多湿、特に多湿を好む傾向があります。
多湿環境にいる白癬菌は、活動が活発になりさらなる感染を招くことになります。
股はちゃんと乾かして、出来るだけ常に乾燥している状態を保ちましょう。
家族とタオルなど共用しない
水虫の場合、家庭内での感染で一番多いのが「バスマット」からと言われています。
バスマットは白癬菌の好きな高温多湿の状況にふさわしいですね。
いんきんたむしの場合は、股を拭き取ったタオルなどがこの状態に似ています。
家族とタオルなど共用していると、家族へ感染することもありますので注意が必要です。
他の部位(水虫など)の症状も治療する
いんきんたむしは股に白癬菌が潜んでいる状況ですが、白癬菌は体の至る所に寄生し症状を表します。
白癬菌による症状(部位別の病名)
- 頭:しらくも(頭部白癬)
- 体:ぜにたむし(体部白癬)
- 手:手の水虫(手白癬)
- 股:いんきんたむし(股部白癬)
- 足:足の水虫(足白癬)
- 爪:爪の水虫(爪白癬)
他の部位にも白癬菌による症状が出ている場合は、同時に治療を進めないと白癬菌のキャッチボールが続いてしまい完治が難しくなります。
一緒に住んでいる家族もケアをする
体の至る所に白癬菌が感染するのと同じで、自分以外の家族にも白癬菌はうつります。
家族にも症状が出てしまうと一人が完治しても、またうつってしまうこともあります。
うつる前に白癬菌に対してバリアを張ることが必要です。
こういった場合におすすめなのが、副作用のないジェルです。
白癬菌対策の市販薬などは殺菌力が強くて肌を傷つける可能性があります。
傷ついた角質層の場合、通常よりも早く白癬菌が侵入してくるので、結果感染しやすくなってしまいます。
予防のための塗っていた薬が原因で、感染しやすくなってしまってはもともこもないので、肌に優しいものを選びましょう。
いんきんたむしの治療は病院に行くのが一番おすすめですが、市販薬で治している方も多いです。